腎機能の低下を防ごう!そこから若い世代からの健康に対する意識付けの切っ掛けづくり

腎機能の働きについて知りましょう

腎機能の低下は放置してはいけない理由

腎機能の低下は、健康診断の結果以外では気づかないケースが想定されます。特に成人の8人に1人は、慢性腎臓病を引き起こしているとのデータもあります。機能の低下が更に進行してしまえば、尿の出が悪くなる以外に、老廃物が正常に排出されにくくなり、血液の流れも悪くなる可能性が増します。より重篤になれば、心筋梗塞や脳卒中のような重篤な病気を引き起こしかねません。

蛋白尿という普通の尿とは臭いや色が違うケースや、貧血をはじめ何となく疲れやすい身体の状態を確認した時は注意しましょう。また、普段の生活の中では、足のむくみが原因で靴が履きにくいケースや頻尿で夜間にトイレに行く頻度が多い時も見逃せないサインです。また、元に戻るまでに時間が掛かるうえ、悪化した際には透析治療の対象となります。何らかの異変を感じた時は、生活習慣の見直しや医師に相談してください。


生活習慣病と大いに関係あり

腎機能低下を引き起こす要素として、食べ物の過剰摂取は1つの大きな原因です。特に毎日過食気味な人や間食を良く摂っている人には注意が必要です。アルコール摂取量が多い場合でも、腎機能低下を引き起こしやすくします。重篤になり肥満や糖尿病になるだけでなく、透析治療も受けるケースも想定されます。気になる場合は、一度生活習慣の見直し若しくはかかりつけ医に相談しましょう。


喫煙者の場合でも、蛋白尿を増加させてしまい、腎機能低下のリスクを高めます。1日20本喫煙している人は、非喫煙者の2倍の確率で慢性腎臓病を引き起こすとのデータもあります。ヘビースモーカーレベルになると、更に確率は高まってしまいます。その他、受動喫煙者にもリスクを与えます。喫煙している人は、これを機会に禁煙若しくは喫煙する量を減らすことに挑戦しましょう。