女性に見てほしい!腎機能低下に伴うリスクとは?

ホルモンバランスの乱れ
女性の場合は、女性ホルモンの働きにより尿酸が体外に排出されやすい機能があります。そのため、腎機能低下を引き起こすリスクは男性よりも少ない傾向にあります。しかし、高齢での出産を経験したり年齢を重ねて閉経の症状が出ると、女性ホルモンが低下している状態となります。それにより腎機能の低下を引き起こしかねません。対策として、バランスの取れた食事の摂取や適度な水分補給は欠かせません。
更年期になり自律神経の不調をきたすことでも、腎機能低下を引き起こす可能性が出ます。特に育児や仕事をしている人で、ストレス過多の状態が続いている人は注意が必要です。できるだけストレスの掛からない生活を送るだけでなく、場合によっては専門の整体やエステに通うのも、不調改善には必要なポイントです。
その他病気と合併したら治療への負担が増す
腎機能低下に伴い、糖尿病のような生活習慣病だけでなく様々な病気を発症しやすくします。例えば、水分量を十分に調節することが困難となり、顔や足などのむくみを発症させやすくなります。そのうえ、めまいや貧血も引き起こします。牛乳のようなカルシウムやホウレンソウをはじめビタミンが多分に含まれている食品の摂取をするだけでも、予防や改善の効果が見込めます。運動療法として、ウォーキングやエアロビなど適度に身体を動かす時間も確保すると良いでしょう。
閉経後や更年期の女性は、骨粗鬆症に掛かりやすいです。特に腎機能が低下してしまっていると、カルシウムやビタミンが身体に吸収されにくくなります。食事や運動による改善も1つですが、困難な状態なら早めに専門医の診断を受けてください。